トライアル開始後の流れ

スキャンリーを使い始めたら、この順番で触ってみてください。「リネームして転送する」→「ブックマークで整理する」→「名刺を一覧化する」の3ステップで、主要機能をひと通り体験できます。各ステップには操作デモ動画と実際の手順を用意しています。

動画について本ページ内の「▶ 動画で見る」ブロックは、実際の操作デモ動画が入る場所です。まず動画で全体像をつかみ、その下の手順で実際に手を動かす構成になっています。

STEP 1リネームからファイル転送

スキャンリーの中心機能です。スキャンした(または手元の)PDFを、AIが中身を読み取って「日付・取引先・金額・書類種別」入りのファイル名に変換し、種別ごとのフォルダへ自動で振り分けます。

1.1まずは全体像を動画で

複数のファイルをまとめてリネームし、フォルダ分けされるまでの一連の流れをデモ動画でご覧ください。これから行う操作のゴールが30秒でつかめます。

▶ 一括リネーム → フォルダ分けの流れ demo: bulk_rename_to_folders.mp4

1.2PDFを自動リネームしてみる

請求書・領収書など、ふだん扱う一般的な書類で試すのがおすすめです。スキャンリーには標準で主要な文書種別が登録済みなので、設定なしですぐに試せます。

1.2.1一般的な書類で試す

取り込み方法は2通り。どちらも結果は同じです。

1.2.1.1複合機でスキャンしてリネーム

自動リネーム画面
自動リネーム画面(監視フォルダ設定・監視制御・処理ログ)
  1. 監視フォルダを設定
    自動リネーム タブの「監視フォルダ設定」で 参照 を押し、複合機のスキャン保存先フォルダを選びます。
  2. 監視を開始
    監視開始 を押すと、状態が 監視中(緑)に変わります。便利 一度設定すれば、次回からはアプリ起動時に自動で監視が始まります。
  3. 複合機でスキャン
    いつも通りスキャンするだけ。PDFが監視フォルダに届いた瞬間、AI解析が始まり自動でリネームされます。

1.2.1.2PDFをホットフォルダにコピーしてリネーム

手元にすでにあるPDFは、監視フォルダ(ホットフォルダ)にコピー/ドラッグ&ドロップするだけで、同じように自動リネームされます。複合機がなくても試せます。

リネーム中の進行状況ポップアップ
「ホットフォルダ自動リネーム中」進行状況ポップアップ
リネーム結果ポップアップ
リネーム結果画面(左:種別・区分・リネーム後の名前・転送先/右:PDFプレビュー)。この画面でファイル名の修正もできます。

変換イメージ:

scan001.pdf → 202603_A商事_30,000円_請求書.pdf

結果はその場で直せます結果画面でファイル名を修正すると、監視フォルダ側と転送先フォルダ側の両方に反映されます。中身をプレビューで確認しながら直せるので安心です。

1.3命名規則を変更してみる

ファイル名の付け方(命名規則)は種別ごとに自由に変えられます。ここでは例として、請求書の「概要」部分を「請求書番号」に変更してみます。

命名規則タブ
命名規則タブ(文書種別ごとにパターンをチップで組み立て、書式・転送先を設定。例は自動生成)
  1. 命名規則 タブを開く。
  2. 文書種別の一覧から 「請求書」 を選びます。
  3. 命名フォーマットの 「概要」 にあたる項目を 「請求書番号」 に変更します。
  4. 保存 を押す。次回以降の請求書から、新しいルールでリネームされます。

変更前後のイメージ:

202603_A商事_御請求_請求書.pdf → 202603_A商事_INV-1024_請求書.pdf

ポイント「日付」「取引先」「金額」「請求書番号」などの項目は、AIがPDFの中身から自動で抜き出します。フォーマットに並べるだけで、その情報が自動で入ります。

1.4転送先を設定してみる

リネームと同時に、種別ごとのフォルダへ自動で振り分けできます。「請求書は請求書フォルダへ」「領収書は領収書フォルダへ」といった整理が、何もしなくても完成します。

  1. 命名規則 タブで対象の種別を選ぶ(例:請求書)。
  2. 「転送先フォルダ」 の 参照 で、振り分け先のフォルダを指定します。
  3. 保存 を押す。以降、その種別のPDFはリネーム後に転送先へ自動コピーされます。
元ファイルも残ります転送は「コピー」です。監視フォルダ側にもファイルは残るため、誤って消える心配はありません。

1.5文書種別を新たに一つ作ってみる

標準にない独自の書類(自社専用の様式など)も、種別として追加できます。ここでは「固有文書」を1つ登録し、ちゃんと認識されるか試します。

文書種別の選択
文書種別の選択・追加

1.5.1固有文書を一つ設定する

  1. 命名規則 タブの ➕ 新規追加 を押します。
  2. 区分で 「固有」 を選び、📄 サンプルPDFから作成(かんたんウィザード) でサンプルPDFを読み込ませて種別を作成します。
  3. 📍 取得位置をマーク でサンプルPDF上の欄を囲むと、🔎 識別ワード(その書類に必ず出る言葉)と読み取る位置が決まり、認識精度が上がります。変数ごとの指示と例は 🤖 指示と例を自動作成 で AI が作ります。
  4. 命名フォーマットと転送先フォルダ(1.4)を決めて 保存。

1.5.2実際に認識できるか試す

作った種別の書類を1枚、監視フォルダに入れてみます。狙い通りの種別として判定され、設定したフォーマットでリネーム・転送されれば成功です。

うまく認識されないときは識別ワードを、その書類だけに出る固有の文言(様式番号・タイトルなど)に変えると改善します。詳しくは詳細マニュアルの「新規文書種別の登録」へ。

STEP 2フォルダブックマークを使ってみる

よく使うフォルダ・ファイル・ウェブサイト・アプリへのリンクを、スキャンリー内でまとめて管理できる機能です。「あのフォルダどこだっけ?」を無くします。

2.1フォルダブックマークとは

標準のエクスプローラやデスクトップでの管理には、こんな不満がありませんか。

  • エクスプローラのピン留めは名前を変えられず、フォルダ分けもできないので、増えてくると探しにくい。
  • デスクトップにショートカットを作ると、いつの間にかデスクトップがリンクだらけでごちゃごちゃになる。

スキャンリーのフォルダブックマークなら、こう変わります。

  • フォルダごとに分けて、名前も自由に変更できるので、欲しい情報にすぐたどり着けます。
  • フォルダだけでなく、よく使うファイル・ウェブサイト・ローカルアプリのリンクもブックマーク可能。
  • ブックマークを一元管理することで、さまざまな情報へ瞬時にアクセスできます。
フォルダブックマーク画面
フォルダブックマーク画面(グループごとにフォルダ・ファイル・サイト・アプリを整理)

2.2実際の操作をデモ動画で見る

▶ ブックマークの作成・整理デモ demo: bookmark_basics.mp4

動画では次の操作を紹介します。実際に手を動かしながらご覧ください。

  1. グループフォルダを開いて、各リンクを開く
    フォルダ/ファイル/ウェブサイト/アプリのリンクを、それぞれダブルクリックで開いてみます。
  2. グループフォルダを作る
    用途別(例:「経理」「営業」)にグループを作成します。
  3. 各リンクを作る
    グループの中に、フォルダ・ファイル・サイト・アプリのリンクを追加します。

2.4フォルダ内容ウィンドウ

ブックマークしたフォルダを開くと表示される「内容ウィンドウ」では、ファイルを開かずに次のことができます。

  • PDFのプレビュー ― 中身をその場で確認。
  • PDFのAIリネーム ― 選んだPDFをその場でAIリネーム。
  • PDFの編集 ― 結合やページ操作(次の 2.5 で解説)。
  • ファイルのフォルダ転送 ― 別フォルダへ移動・コピー。
フォルダ内容ウィンドウとプレビュー
フォルダ内容ウィンドウ(一覧+PDFプレビュー+各種操作)

2.5PDF編集

2.5.1この編集機能の利点

市販のPDFソフトと比べて、こんな良さがあります。

  • 操作がシンプルで使いやすい ― 必要な機能に絞っているので迷いません。
  • 動作が軽い ― 起動・処理がサクサク。日常の細かい編集に最適です。

2.5.2PDF単位・結合の使い方

複数のPDFを1つにまとめたり、PDF単位で並べ替えたりできます。

▶ PDFの結合・並べ替えデモ demo: pdf_merge.mp4

2.5.3ページ単位の使い方

ページの抽出・削除・並べ替えなど、ページ単位の編集ができます。

▶ ページの抽出・削除・並べ替えデモ demo: pdf_page_edit.mp4

STEP 3名刺管理機能を使ってみる

たまった名刺を、いつもの複合機でスキャンするだけで、Excelの一覧表に自動でまとめられます。専用のスキャナーは不要です。

3.1名刺管理の概要

  1. 複合機で複数の名刺をスキャン
    名刺を複数枚まとめてスキャンします。
  2. 自動で名刺情報をExcelに記載
    スキャンリーが各名刺を解析し、会社名・氏名・連絡先などをExcelの一覧に自動で書き込みます。

変換イメージ:

名刺PDF(複数枚) → 会社名・部署・氏名・TEL・Email…の一覧Excel

3.2スキャンリー名刺管理のメリット

  • 専用機が不要 ― いつもの複合機でスキャンするだけ。新しい機材を買う必要がありません。
  • スキャンするだけで完結 ― 手入力なし。手間をかけずに名刺がデータになります。

3.3名刺管理機能の実演動画

▶ 名刺スキャン → Excel自動記載デモ demo: business_card.mp4

3.4初期設定

最初に一度だけ、次の設定をします。

3.4.1「名刺」の転送先フォルダを設定する

  1. 命名規則 タブで、文書種別 「名刺」 の 転送先フォルダ を設定します。
  2. 名刺の種別が無い場合は、公式サイトから命名規則をダウンロードして インポート すれば追加できます。
  3. 名刺管理 で、名刺として扱う文書種別の中から 「名刺」 を選択します。
  4. 担当者として、自分の部署・名前を入力します。
なぜ転送先を決めるの?スキャンされた名刺PDFが「名刺フォルダ」に集まることで、名刺管理機能がそれを検知して自動でExcel化できる仕組みだからです。

3.5名刺をスキャンする

3.5.1スキャナから追加する(自動)

仕組みはこうです。

  1. 名刺をスキャナでスキャンすると、スキャンリーが名刺として認識します。
  2. リネームして、名刺フォルダに転送します。
  3. 名刺フォルダに名刺PDFが届くと、名刺管理が自動で起動します。
  4. 名刺PDFを解析し、名刺情報をExcelに自動記載します。

3.5.2手動で追加する

複合機を使わず、手元の名刺PDFから追加することもできます。

  1. 名刺フォルダに名刺PDFをコピーします。
  2. データ作成 ボタンを押します。
  3. 名刺情報がExcelに記載されます。

3.5.3次回以降について

  • 名刺フォルダに新しい名刺データが入ると、Excelに追記されます。
  • Excelに記載済みのPDFファイル名に合致するPDFは「追記済み」として処理されません(重複しません)。
注意:ファイル名は変更しないこと追記済みの名刺ファイルの名前を変更すると、次回に未処理とみなされ再度Excelに追記されてしまいます。記載済みの名刺PDFのファイル名は変えないでください。